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破魔弓や羽子板の必要性って?

20121205

羽子板 破魔弓


いきなりですが、数年前にくらべ正月飾りと言われる破魔弓や羽子板の減少傾向が
全国的にみられております、少なからずうちも…(でも頑張ってますよ!)。

雛人形や五月人形と比較した場合、正月飾りに対する意識が
若干軽んじられている気配すら見受けられもするとかしないとか。

もともと風習のない地域があったり、景気の悪化や少子化という社会背景が
大きな要因であると思われますが、それとは別にわれわれ業界の怠慢からくる
意識と知識の低下も原因としてあるのではないかと最近よく考え反省してます。


聞くところによるとある地域では売上が急激に落ち込み、
「年内に雛人形をお買い上げの方に羽子板プレゼント」とか、開き直って
「正月飾りを買うくらいなら、三月五月にいい人形を買ったほうがいい」という
セールストークまで飛び出しているんだとか、ハァ…(ため息)。


破魔弓や羽子板に限らず、雛人形、五月人形、鯉のぼりなど私たち人形屋の扱う商品、
つまり節句品は生まれてきたお子さまの健やかな成長と健康を願う、いわば「お守り」
としての役割を担っています。ただし…それぞれに独自の謂れ(いわれ)があり、
意味があり、その積み重ねによって文化というモノが形成されています。
つまりそれらは理由があって、その時期にその形で存在している品々なのです。



商品の質や量は違えど、現在人形屋さんに限らず量販店やら家具屋さんやら
おもちゃ屋さんなど、昔とは比べモノにならないほど節句品の販路は拡大されました。

露出が高まり、それまで知らなかった人たちにもPRできるようになったという反面、
販売する側の知識や経験が伴わず、小手先のテクニックに走った販売競争により
それぞれの品々が持つ、本来の意味合いがかなり薄れてきてしまっているコトは
紛れもない事実なんですね。(こういった問題、うちの業界だけじゃないのかな?)

購入される方々がその意味を知っていた時代ならまだしも、嗜好が多様化し
核家族も増え、各家庭における日本古来の風習が薄れかけている昨今、
「これは何のための飾りなんですか?」と聞かれることも増えてきているのですが、
「なるほどね~。」と理解していただける説明を販売員全てができるのかといえば、
ちょっと疑問に感じます。

たいがい、どの商品についても「子供のお守りです」との答えは返ってくるでしょうが、
多分私がこの業界の人間じゃなく、購入する立場になったときにそんな説明ばかりなら
「いくら子供のお守りとはいえ、そう何個もいるの?」と疑問を感じるコトでしょう。


…と、前置きが長くなってしまいましたが(照)、知ってる人には改めて、
知らない人には「なるほどね~」と正月飾りの由来や意義を納得していただきたく
次回は破魔弓の意義・由来やマニアックなお話しに切り込みたいと思います。

→破魔弓を飾る意義はコチラを参照

→破魔弓の違いや選び方はコチラを参照

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