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衣装着ひな人形えらび その2

20100123

では早速続きを。

違いその3.【十二単(じゅうにひとえ)の重ねの部分】

着物は一番上に着ている唐衣(からぎぬ)にまず目がいきますが、
その下の「重ね」と呼ばれる部分にこそ違いがみられます。


お姫さまをやや上から見たところです。(着付け…眼楽亭富久月 作)
01.jpg
袖口の部分、つまり重ねの部分が下に行くたびに色彩がなだらかに変化して
いるのがわかります。これは「後ろの裾口部分」にまで連動しているので、
後ろ姿の色彩まで美しく表現した着付になります。

つぎはこちら。
03.jpg
どうでしょう?袖口の部分の色彩の変化は多少感じられるものの、後ろ姿は…
アレ?ない…。正面からは見えないところの作業工程を、完全に省略しています。
ちょっと比べるには差がありすぎましたが、このタイプはケース入りや収納飾り
タイプの比較的、お手頃価格のひな飾りに見られるお姫さまです。伝統工芸士と
呼ばれる方々は、まず作らないタイプです。

ただし…

普通の親王飾りで15万円ぐらいで売ってるお店を見たことがあります。
これ…完全に…ボッタクリです(怒)!!
作業工程を省いた人形が悪いわけではありません。
価格の違いが一般の人にはわかりにくいことをいいことに、
適正価格で販売していないお店の姿勢に問題があるのです。

※ちなみにこちら、重ねの美しさが絶品と称される清水久遊 作のお雛さま。
02.jpg


とまあ、こんな感じではありますが、ざっと違いを紹介させてもらいました。
前回のブログでもあるように、この3つだけが見るべきポイントではないので
興味があれば、どんどん店員さんに聞いてみて、これぞというお人形に
めぐり合って下さいね。それでは





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